2009年1月19日月曜日

ひとつとなりの山・蝶ヶ岳ヒュッテ


山と渓谷一月号の書評につられて 「ひとつとなりの山」 を読んだ。アマゾンは送料なしで翌日配達とは恐れ入る。 地域振興に寄与したいと思っているけど、駅の構内程度のツタヤでは趣味の本は見つからないことが多い。 書評どおり 人があまり訪れないひとつとなりの静かな山で楽しむ「ひとり登山」の楽しそうな様子が生き生きと描かれていて、共感するところが多かった。 計画も、準備も、荷造りも、駅に向かう間もひとり登山は自分ひとりと対話している。 20の山行紀行文の中にはあれっと思うメジャーな山が載せられているが、それも池内氏の手にかかれば、王侯貴族の静かなたしなみを想像させられる。

「雲上ホテルー蝶ヶ岳」 徳沢から長塀尾根を辿り 蝶ヶ岳登山をするためにヒュッテに2泊と優雅な王侯貴族。 山小屋には個室があって、綺麗なトイレ、女性スタッフのエプロン姿はパリのカフェのようだ・・・。2泊もするとすっかり山暮らしをしたような気分になってくる。それは里の春も秋も山では冬で、夏が春と秋までも含んでいるので一日が何日にもあたるせいではないかと。

その雲上のホテル 蝶ヶ岳ヒュッテでは2009年度のアルバイト募集しています。
ただし 池内氏の感性での表現であって、あくまで"雲の上に建つ普通の山小屋です”

期間:4月下旬~11月上旬の長期・短期(応相談)
仕事内容:山小屋業務全般 (調理・配膳・清掃・受付・売店接客 等)
年齢:40歳くらいまでの健康な方。
応募:まず履歴書を郵送下さい。折り返しご連絡させていただきます。
応募先:(有)蝶ガ岳ヒュッテ大滝山荘
       〒399-0032 長野県松本市芳川村井町616
       ℡ 0263-58-2210

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