2008年1月12日土曜日

ニュースで見た会見

埼玉県に住む55才の男性が先月30日、吾妻連峰に1人で入山してから2週間後、自力で下山しました。 一夜明けての会見で語るに、連日吹雪で夜はテントで休み、日中は1日7時間歩き続けたということです。食料や燃料がなくなってからは塩や調味料をなめたり、雪を口に含んだりして飢えをしのいでいました。  遭難したことについて本人は 「 奇跡の生還なんかではなく、自分の恥さらしだ 」 と、山に入る前、地元の人に「天候が荒れる」と言われたこと、そのうえで 「自分が甘かった。やらなくてもよいことをして皆様に迷惑をかけて申し訳ない。もう登山はやめます」 と話していました。 

中高年の遭難事故が後を絶たない中、ここまで潔い会見はなかったように思う。 「みんな今、60才で若いというように言われて、55才ならまだやれるという風に考えて生意気にやったが、実際に55才になると体力が落ちている、もう少し分をわきまえれば、正月早々、お騒がせする事はなかった。」 ・・・・・。 登山歴25年、55才 単独雪山テント泊、毎週のように山に登っていたが今後登山はやめる・・・・。中高年登山のターニングポイントになるような会見だったと思います

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