夏山登山シーズは短い。例年関係者の間で言われるのは、「 始まったらもう終わり。 」 3月頃から準備を始め、連休で一仕事、その後閑散とした梅雨の期間を過ぎて、 海の日中心とした繁忙期を迎え、そしてお盆頃から急速に人出が減る。 ほんの1~2ヶ月の短い夏山。
山小屋ブログを見ていたら、 今年のお盆の人出の少なさを嘆いているものが多い、昨今の主役は中高年だからお盆は来ない、長いルートには足が向かない、危険な岩場だから少しの悪天候でもキャンセルするとか・・・・。 雑誌やネットでさんざん門戸を開いておいて、ツアーやガイド付きは年寄りばっかりだけど雨でもキャンセルないと喜ぶ反面、 悪天候の中、来たら来たで文句言われ、事故を起こしたら大げさに取り上げられ・・・・。 若者若者って念仏みたいに唱えるけど若者は1泊1万円近くする 山小屋には泊まらない人が多い。 突撃ジジババ隊のおかげで、増築した山小屋経営が赤字にならずに済んでいる訳なのに、どうも 敬意が足らん! 中高年登山者よ、そろそろ一緒に怒ろう!
その点、赤子から100才まで来るものは拒まない富士山の人出は過去最高レベルだとか。